今回、参拝してきたのは、東京で縁結びの神様といえばここ!というくらい、
非常に有名な『東京大神宮』(飯田橋)です。
どんな神社?
東京大神宮は、1880年(明治13年)に、伊勢神宮の遥拝殿として創建されています。
そのため、『東京のお伊勢さま』と称されています。
もともとは日比谷にあったということで、『日比谷大神宮』と称されていたそうですが、
関東大震災後、飯田橋に移転、『飯田橋大神宮』と呼ばれ、
戦後に今の『東京大神宮』と改めたようです。
ちなみに、神社で結婚式をあげる『神前結婚式』はこの神社が最初とのこと。
また、格式高い東京五社のひとつにも数えられています。
(他は、日枝神社、明治神宮、靖国神社、大國魂神社)
御祭神
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
~伊勢神宮内宮の御祭神。日本人の総氏神と言われています。
豊受大神(とようけのおおかみ)
~伊勢神宮外宮の御祭神で、農業、諸産業、衣食住の守護神と言われています。
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
高御産巣日神(たかみむすびのかみ)
神産巣日神(かみむすびのかみ)
~造化の三神といわれています。
造化の三神とは、古事記で、天地開闢 (てんちかいびゃく) のときに高天原 (たかまがはら) に出現し、
万物生成化育の根源となった三神とのこと。
倭比賣命(やまとひめのみこと)
~第10代崇神天皇の皇女豊鍬入姫命の跡を継ぎ、天照大神の御杖代(依代として神に仕える者、「杖の代わり」として遷幸を助ける意味もある)として大和国から伊賀・近江・美濃・尾張の諸国を経て伊勢の国に入り、神託により皇大神宮(伊勢神宮内宮)を創建したとされるそうです。
(参考:Wikipedia)
御神徳、ごりやく
天地万物の生成化育つまり結びの働きを司る造化の三神があわせ祀られていることから、
縁結びに御利益のある神社として有名です。
日本人の総氏神である天照皇大神、農業・産業・衣食住の守護神である豊受大神等を
祭っていることから、
家内安全・商売繁昌・厄除開運・交通安全・学業成就など所願成就にも向いているようです。
この神社のなかはどんな感じ?
鳥居をくぐると右手に手水舎があります。
手水舎にはこのような参拝の作法や境内図の書かれた参拝のしおりがありました。
左手には、ご由緒のかかれた看板があります。
さらにすすむと神門があり、くぐると正面に拝殿がみえます。
参道沿いにはソメイヨシノではない種類の桜の苗がきれいな花を咲かせていました。
拝殿にてお参りの後は、左手に、お守り等の授与所があります。
お守りは、東京大神宮の公式サイトにたくさんの種類のお守りが掲載されており、
やはり縁結び、恋愛成就のお守りがたくさんでした。
お神札・お守り – 東京大神宮 (tokyodaijingu.or.jp)
授与所の前は、いろんな植物が植えられた休憩スペースに、
絵馬や願い札を書くスペース、さまざまなおみくじが置いてあるスペースが広くとられています。
私も縁結びの祈願にきているので、絵馬をおさめました。
東京大神宮の境内にはもう一つ神社があります。
名前は、飯富稲荷神社(いいとみいなりじんじゃ)。
衣食住の神、商売繁昌・家業繁栄の神だそうで、
また、九代目市川団十郎丈が篤い信仰を寄せていたことから芸能にゆかりの深い神社だそうです。
御朱印は?
このような御朱印を頂いてまいりました。
御朱印にはこのようなカワイイ絵はがきも挟まっていました。
アクセス・基本情報
交通案内 – 東京大神宮 (tokyodaijingu.or.jp)
〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1
電話:03-3262-3566/FAX:03-3261-4147
最寄り駅「飯田橋駅」
JR中央・総武線
東京メトロ有楽町線・南北線・東西線
都営地下鉄大江戸線
◎各線駅より徒歩約5分です
追記・感想
参拝した日は、晴天で気温も暖かく、
ちょうど桜の時期で、飯田橋駅そばのお堀も街中も桜が咲き誇って、
とても気持ちのいい日でした。
平日午前の10~11時ごろに参拝しましたが、
でもそこまで混雑というほどではなかったので、
比較的ゆっくり参拝できたと思います。
境内はそんなに広くないので、混雑はさけていきたいところです。
3月末の桜の時期で、境内にも複数種類の桜が植えてあり、
また他の花もちょうど見ごろでいい時期に来れてよかったです。
私も縁結び祈願で参拝しているので、絵馬を書かせてもらいました。
叶ったら、お礼参りに訪れたいと思います。