カワウソカフェHarry 浅草店と原宿テラス店に行った感想【2024年7月訪問】




何年かぶりにカワウソカフェのHarry原宿テラス店、新しくオープンした浅草店を訪ねました。
本当は以前書いたようにお店の詳細な情報を書こうと思っていましたが、
今回は行ってみた感想をかいていくことにします。

浅草店

前々から、原宿テラス店にいたミクちゃんがめっちゃ多産で、もう原宿テラス店では収まらないよなと思ってたので、浅草店オープンはそりゃそうだよなという感じでした。

2024年7月にやっと訪問できました。

浅草店は浅草駅からアクセスが良い場所にあります。神谷バーの交差点のすぐそばです。

雑居ビルのエレベーターを降りて、すぐのドアを開けて、まず思いました。

臭い!!

コロナ禍の前くらいに原宿テラス店に通ってましたが、
その時は感じなかった臭いがまず気になりました。
池袋のコツメイトほどではなかったですが、
服に臭いが付くことも考慮したほうがいい感じです。

なかは広めのスペースの1/3部分端の部分がが囲ってあって、
その中にカワウソたちがいました。
あと真ん中あたりに1畳程度の囲ってあるスペースがあり、
そのなかでおふれあいができるようでした。

今回ネット予約しており、料金は1時間3000円ほど。
当日カワウソのスペシャルおやつ1000円(カリカリとおさかな)、
囲いの中のおふれあいも頼みました。
そちらも有料でたしか予約していると500だったかと思います。
予約なしだと1000円だったかと思います。

見渡して思ったのが、
できたばかりだからなのか、
インテリア、内装が原宿テラス店のようなおしゃれな感じではなく、
ワンフロアに必要なもの設置されているだけで、
ちょっと殺風景な印象でした。

また客層がほぼ外国人でした。人気観光地にあるからしょうがないかもしれません。

予約なしでも対応しているので、
比較的頻繁に来店があり、
スタッフさんもその対応に追われており、
忙しそうでした。

ブログに書くこと前提で来店したので、
スタッフさんと話をしたかったのですが、
来店客の対応、時々アクリルの囲いから出ようとするカワウソさんの対応で
話しかけることは難しい状況でした。

カワウソさんはというと10頭はいたと思います。

でもどの子がどの子かは絶えず動き回っていて、
判別するのは難しいし、特にわかるようにはなってなかったです。

走り回ったり、バスタブ型の透明はアクリルの水槽のなかで泳ぎ回っていました。

餌を持っているのに気づくと、こちらのほうに寄ってきます。
でもアクリル板で仕切られていて、穴から渡すことができる状態です。

なので1時間予約したけど、
餌がなくなるともう眺めるだけの状態になってしまって、
一緒に遊ぶという感じではないです。
動き回っているので、写真も撮るのが難しい感じでした。


終わり間際になって、やっと囲いの中でおふれあいに呼ばれました。

遅くなったので、少し時間を延ばしてくれました。

囲いに入ると3頭のカワウソさんは走って寄ってきて、

スカートの中に入ってきて、足をガジガジし始めました。
びっくりでした。
でもカワウソさんはそういうものだと思っていたものの、
つい声を出してしまいました。
スタッフさんが注意したら、おとなしくなりました。

なでなではさせてくれます。
もちろん触り心地は気持ちいいです。
かわいいです。

3頭のうち1頭やんちゃな子がいて、ガジガジしてくる感じでしたが、
他の子は接しやすかったです。

このときスタッフのかたと少し話ができました。
以前ブログでだっこさせてもらったと書きましたが、
今は行ってないとのことでした。

時間にして10分弱だったと思いますが、
できることも限られるので、
時間的には十分だったかもしれません。

帰りがけにちょうど生まれたばかりの赤ちゃんウソさんたちが出てきました。
赤ちゃんウソさんとのおふれあいも有料、1200円です。

私は時間切れだったので、残念ながら帰りますが、
少しの時間だけだったら見ていっていいとのことだったので、
少し見てきましたが、超絶かわいかったです。

原宿店

翌日、原宿テラス店にも何年振りかに再訪しました。

まず入って気になったのは、以前しなかった臭いがするようになったこと。

また、平日に行ったのですが、お客さんの数が倍以上で、
混雑してる状態でした。
こちらも客層は外国人ばかり。

ここも、1時間予約し、スペシャルおやつ、カワウソさんとのおふれあいを頼みました。

相変わらず、ここはおしゃれな内装で写真映えしそうなインテリアです。

正直原宿テラス店も随分変わってしまったなという印象です。

具体的にどういうところがについては次の章で書きます。

行ってみての感想

まず、気になったことは清潔感にかけること。
特に浅草店のほうです。

見学スペースの床、カワウソさんのスペースの床が掃除されてない様子でした。

水槽の中の水が替えられてないので、結構濁ってました。

カワウソさんはちゃんとしつければ、トイレも決まった場所でしてくれるはずですが、
トイレが設置されてないので、床にされてて、そのままになってました。
それが臭いをさらに強くしているのではと思います。

トイレが設置されてなかったのは原宿店もしかりです。
以前は置いてあって、そこで排泄して、
スタッフさんも見つけたら片付けるようにしてましたが、
今回はされてませんでした。
忙しくて対応ができないのかもしれません。

(↓かつてはだっこもさせてくれました)

気になった点、その2はカワウソさんたちに落ち着きがない印象を受けてしまいました。

常同行動というのでしょうか。
以前原宿店でみたときはもう少しゆったりしていたような気がするのですが、
お客さんが多いせいなのか、ストレスなのか、
理由は私には判断できかねますが、
繰り返し行ったり来たりしている動きが目立ちました。

気になった点、その3。
スタッフさんが忙しくて話ができなくて、
カワウソさんとの距離が遠くなった感じがしたことです。
どのこがどのこかわからなくなるくらい増えたし、
知ろうにも訊くことができない感じでした。

そして、最後に値段です。

基本料金では眺めることしかできないのに、
他のカワウソカフェに比べて、1時間3000円は高すぎます。

他のカワウソカフェでは、基本料金のなかにエサもおふれあいも含まれていて、
3000円以下のところは複数あります。

まとめ

今回行って正直残念な経験になってしまいました。

他よりも値段が高いのであれば、それなりの経験はしたいですが、
現状のままでは難しいです。

頭数が増えすぎて、2店でもいっぱいいっぱいなのではないでしょうか。

スペース的にも、スタッフの数においても。

それはカワウソさんにも、スタッフにとっても
負荷が大きくて、ストレスではないでしょうか。

そして、入れるお客さんの数も多すぎます。

以前は平日は10人も満たないくらいのお客さんで、
静かにみられる状態でしたが、
今は予約なしでも入れるようにしているので、
混雑していて、客としても落ち着いてみることができません。

(これは以前の訪問時の写真)

お客さんのほとんどが外国人なので、
インバウンドの影響なんでしょうが、
見ていて、オーバーツーリズムという言葉が
頭をよぎりました。

完全予約制にして、人数を抑えるとか、
これ以上頭数を増やさないようにして、
もっと広いスペースでスタッフを増やし、業務負荷を減らして、
もっとカワウソさんのお世話の部分と、
お客さんへのサービスを充実させないと、
カワウソさんがかわいそうだし、
万一インバウンドが落ち着いたとき、国内のお客さんの気持ちが離れていたら、
どうするのでしょうか。

カワウソファンの中にはカワウソカフェや
カワウソを飼う方たちへの反対派が一定数いるのは知ってます。

私はこれ以上カフェやペットとして飼うべきではないという意見に同意はするものの、
カフェをしているお店や飼っている人たちを一様に否定はしません。

カフェの子たちやお迎えされている子たちがみんな不幸とは思わないからです。
献身的にお世話をするカフェや飼い主さんがいると思っているので。

ですが、今のHarryを見ると、反対派が出てきてもしょうがないと思ってしまいます。

カフェやめろとか言わないので、とにかくカワウソさん第一の営業をしてほしいと願うばかりです。