私のここ1年の恋の総括、得た教訓。




≪前提≫

・私:45歳バツいち。離婚を機に、2024年4月に岩手にUターン。

・相手:高校の時通っていた予備校の先生で、その先生には後にも先にもない恋心を抱いたことがある。

現在は大学教授、専門分野では名の知れた人。

・私:離婚する1、2か月前にカルチャーセンターの先生の講座を受講始める。

 

≪経緯≫

2024年3月、最後の東京での講座受講終了後、エレベータホールで先生に追いついた。

話しかけてもいいかと尋ね、いいですよと返答あったため、過去自分は先生が働いていた予備校に通っていたこと、先生のことを好きだったと伝えた。

私は望まない岩手への引っ越しがあり、しばらく会うことができないと思ったから、

学生当時できなかった先生への告白をしたかった。

先生は時間がなさそうで、私の告白には特に何も言わず、足早にその場を去っていった。

その間何度か東京で講座も受けたかもしれないが、これと言って特になにもなかった。

2024年12月、先生が勤務する大学のある自治体で、公開講座があり、先生は講師として参加することになった。

私はまた東京へ向かった。

当日会場のエレベータホールで先生とばったり会った。

私は「こんにちは」とあいさつしたら、先生はまるで見知らぬ人に声をかけられてしまったような、とりあえず挨拶しておくかくらいの他人行儀さで挨拶を返した。

その講義の終了後、先生は私の隣に座っていた女性に突然「帰ろう」と声をかけ、関係者へのあいさつもしつつ、二人してエレベータで降りて行った。

私は胸をえぐられるくらいのショックを受けていた。

ふたりがエレベータで去ったあと、思わず階段で追いかけた。

建物の外をでると、二人は別れ際だった。

彼女は駅の反対側の住宅街へ向かい、先生は駅方面へ足早に移動していった。

私はその時の状況やショックを受けたことをXで投稿した。

もちろん先生の名前は出していない。先生が何したかも書いてない。

そして先生の投稿のコメント欄に今日のことをツイートした旨を返信した。

あとで先生からの「いいね」が付いていた。

翌週月曜仕事でもショックが続いていて、体に力が入らないし。耳鳴りがしていた。

ふと電話をとったときに右耳が聞こえないことに気づいた。

その旨会社に話し、耳鼻科に行ったところ、「突発性難聴」の診断を受けた。

診断を受けて、病気のことを調べたら、ストレス、睡眠不足、糖尿病などが原因と書いてあった。

そうなると現状ではストレスとしか思えなかった。

なんでこんなことに?私は泣き寝入りするしかないのか?と悔しかったり、イライラしたりした。

でも翌日空っぽに近い心のなかで、冷静にしたことを振り返ってみた。

確かに私にとってはショックだが、先生が誰と帰ろうと先生の自由なのだ、なぜなら私と先生の間には何もないから。

自分がしたことに責任を感じて、先生に謝りたかった。

でも先生への連絡手段がない。

Xに固定コメントで謝罪の言葉を載せた。もちろん反応はない。

後日それも自分にとっても利にならない痛い行動だったと感じ削除した。

何とか先生に謝りたかった。

2025年1月某日、12月の講座で起きたことの私の投稿についての先生への謝罪を主目的に東京に向かった。

その日はカルチャーセンターで先生の講義がある日で、

講義のあとに話しかけようと思っていた。

先生は講義中、私のほうには一瞥もくれなかった。

前回の突発性難聴のこともあったから、最悪の事態をいろいろ想定はしていたが、

そんなことはいい。

講義が終ったあと、先生に話しかけようとエレベータにむかったが、いなかった。

ビルの1階で人生初めて出待ちをした。

でも4-50分待ったが、出てこなかったので、その場を離れて、

お腹すいたから、駅構内のカフェに行ってご飯食べてくるかとそこに行ったら、

いた!

でも、講座に参加している受講生の男性とふたりでお酒を飲みながら談笑していた。

なかなか話しかける勇気が出ず、はしっこでもじもじしていたが、

せっかく岩手から出てきたのに、このまま帰ったら東京に来た意味がないと思ったから、

思い切って声をかけた。

先生の背中からまずい人に声かけられたみたいな気まずい雰囲気が出ているのを、

微妙な間とそばにいる受講男性の表情から感じた。

先生は振り向き、私が『Xの投稿で先生の事を書いてしまったことで』といいかけたくらいで、

「私はネットでなに書かれようと気にしていませんから」「なんのこと?」といった。

こちらから、あの日の講座のことで投稿した内容で先生に迷惑かけたかもしれないから申し訳ありませんと旨伝えたら、『私は認識していませんから』「謝らないでください」と言われた。

私はそれ以上のことは訊けず、挨拶して帰った。

後日、自宅で受講内容の復習をして、講義内容についての質問をカルチャーセンターの窓口をとおして、送信した。

後日、センターの窓口からその内容については「講義で触れる」旨の先生からの返答と、

今後は質問の対応はできない旨の記載があった。

思った。話したときには先生は「認識してない」と言っていたものの、

実は私の投稿見たよね、ほんとは!と思った。

そしてXでの先生へのフォローが勝手に外れていた。

あれ?と思い、再度フォローするが、しばらくするとまた外れている。

調べたら、フォローされているアカウントのほうで

フォロワーからのフォローは削除ができることが分かった。

そんなことを考えながら、私の頭の中にうっすらとこんな考えがでてきた。

あれ?このひと最低じゃない?

気にしてない、認識してないと言いながら、

フォローを勝手に外したり、今まで対応するとしていた質問対応をしないと言ってきたり。

実際は気にしてるじゃん。

何言われようと気にしてないとかいいつつ、こんなことしてるし、

人間としての器小さくない?自分のことしか考えてない?

こちらが先生の気持ちに考えを巡らせていても、

この人、私の立場とか気持ちをまったく斟酌していませんよね、始めから。

私が20代のとき、別のひとに告白したときは、

その人は考える時間をとってくれたし、断られたけど、

ごはんくらいならつきあうからいつでも声かけてよとか言ってくれた。

こういうとき男性はどう対応するのか恋愛経験乏しいから、

わからないし、人それぞれかもしれない。

先生はなんかわたしのこと気持ち悪い不審者くらいにしか思ってないのかな。

確かに私の12月における私の投稿は軽率で痛い行動だったと思う。

でも、謝ったら「認識してない」「謝らないで」といったし、

それまでは特に先生に何か悪いことなどをした覚えはない。

なんか先生のほうも、過剰反応というか意識過剰では?

私が何をしてもと気持ち悪い不審者くらいにしか見えないんだったら、それまでではありますが。

総括といいつつ、結論は今のところ出せない。

認めたくないなぁ、こんな人だって。

認めたくないなぁ。自分の敗北を。

 

≪今回のことで得た教訓≫

・いくら好きでも距離感わきまえず告白するのはよくない。

・相手に関して傷つけられることがあっても、意見をすぐ直接SNSには書かない。

・距離感と相手の気持ちに気を付けて距離を縮めるべきだってこと。

この投稿をしてから、1日経って思ったこと

そもそも、SNS上でこういう投稿をしちゃうことが、

自分の首を絞めてたよなって気が付いた。

相手からすれば、ことあるごとに

SNSに投稿して公開されてたら、やだろうね。

でも、一方で、そりゃ、本人と物理的な距離、連絡手段がないなど、

話すすべがないから、彼が見ている可能性のあるXに書いたまでで、

本人と連絡が取れたら、そもそもそんなとこには書かない。

相手に伝えたいことがあっても伝えられないこと、

いろいろな不安やもやもやがあったから、こうなったということ。

真摯に向き合ってほしかった。